有限会社 野崎重機建設興業

「石綿含有建材取扱作業従事者特別教育」を行いました。

北海道も少しずつ暖かくなってきましたね。
ゴールデンウィークを過ぎたころから各所で解体やリフォーム工事が
よく見かけられるようになりました。

先日、帯広野崎重機トレーニングセンターにて
「石綿含有建材取扱作業従事者特別教育」を行いました!
長い名前だから下を嚙みそうです(笑)



今回は14名の講習参加者がいました。
みなさん普段仕事に関わる大切な話だけに、真剣に話を聞いていました。
今回の「特別教育」は石綿(アスベスト)に関する基礎的な講習になります。
「作業主任者」や「調査書」になられる方も、ここが最初の一歩になっています。

本当は教習カリキュラム以外でも、もっとお話をしたいことはあったのですが
時間の限りがあるので、マニアックな内容は今回はお話しできませんでした。

労働安全衛生法においては以下のように定められています。
・事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは
 厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育
 を行なわなければならない。
 出典:労働安全衛生法第59条3項

「特別教育」は狩猟試験がないので、比較的容易に資格が取得可能になっています!
石綿取扱特別教育を受講することにより、石綿作業従事者として作業を行う事が可能となります。

近年、安い賃金で知識もない若い人や、外国人労働者を働かせている事例もあると聞きます。
「石綿」に関わる問題は、雇用主や事業者、元請業者のにも責任があります。
より安全な環境で仕事をするうえでも、必要最低限の教育は行うべきだと思います。

石綿を使用した建材が含まれる建築物や工作物は、今後まだ40年近くはあると言われています。
建築関係で働く方や、事業主の方は正しい知識を持って作業を行っていただきたです。

帯広野崎重機トレーニングセンターでは、各種作業免許、安全衛生教育、特別教育を
行っています。
是非トレーニングセンターのホームページも観覧してみてくださいね。

それでは次のブログでお会いしましょう。