2025/05/24
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
どの時間に起きても、その日初めて会った方には「おはようございます」って
芸能界っぽい挨拶を毎回してしまいがちです。
今回は表題にもありますが・・・
え、義務化って本当?
そうなんです。
2025年6月から、職場での熱中症対策がついに法的に義務化されます。
これまでは「やった方がいいよね」程度だったものが、今度は「やらなきゃ罰則あり」の世界に変わります。
経営者の皆さん、人事担当の方々、もう他人事じゃありませんよ!
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001098903.pdf
なんで今さら義務化?
最近の夏、本当に暑くないですか?もう「昔はこんなじゃなかった」レベルを超えて、命に関わる暑さになってきています。
実際北海道でも夏場の平均気温が嘘みたく高くなってます!!
実際、建設現場や工場で働く人たちの熱中症による労働災害が毎年増えているんです。
中には亡くなる方もいて、これはもう「気をつけましょうね」では済まない状況になってしまいました。
だから国も「これは法律で決めないとダメだ」となったわけです。
具体的に何をしなきゃいけないの?
とにかく暑さをチェック!
- 暑さ指数(WBGT値)を測って記録する:「なんとなく暑い」じゃダメ。数字で管理します
- ちゃんとした休憩場所を作る:エアコンの効いた涼しい場所が必須です
- 暑い時間は作業を調整:「根性で乗り切れ」の時代は終了です
働く人を守る!
- 水分補給をサポート:「各自で気をつけて」じゃなく、会社が用意
- 涼しい作業着を提供:通気性のいい服や冷却ベストなど
- 毎日の体調チェック:「大丈夫?」を習慣化
みんなで学ぶ!
- 熱中症の勉強会:「知らなかった」では済まされません
- 緊急時の対応練習:いざという時パニックにならないように
- 管理職の人もしっかり勉強:現場の責任者が知らないなんてあり得ない
守らないとどうなる?
これが結構厳しいんです…
- 労働基準監督署から指導が入る:要するに怒られます
- 罰金を払うことになる:お財布に痛い処分
- ひどい場合は営業停止:これは会社の存続に関わります
- 責任者が刑事処分:個人の責任も問われます
「知らなかった」「忙しくて」は通用しません。
今からでも間に合う!やるべきこと
【超緊急】今すぐやること
- 今の対策をチェック:うちの会社、大丈夫?を確認
- 暑さを測る機械を買う:WBGT測定器というやつです
- 緊急時のマニュアル作り:誰が何をするか決めておく
【急いで】近いうちにやること
- 設備の改善計画:エアコンや休憩所の準備
- 社員教育の準備:研修プログラムを作る
- 予算を確保:「お金がない」では済まされません
【大事だけど後回しOK】継続的にやること
- 定期的な見直し:一回やって終わりじゃダメ
- 他社の事例を研究:「あそこはどうしてる?」を調べる
- 現場の声を聞く:実際に働く人の意見が一番大事
業種別「うちは大丈夫?」チェック
建設業の皆さん
外で働くことが多いので要注意です。移動できる休憩所や、重機の中も暑くなるので対策が必要。「昔からこうやってた」は通用しません。
製造業の皆さん
工場の中って意外と暑いですよね。換気をよくして、特に溶接や鋳造などの高温作業は特別な配慮が必要です。
運送業の皆さん
トラックの運転席、夏場は灼熱地獄になりますよね。荷物の積み下ろしも重労働なので、こまめな休憩と水分補給が大切です。
最後に
2025年6月まで、そんなに時間はありません。でも今から準備すれば十分間に合います。
一番大切なのは、法律を守ることじゃなくて、一緒に働く仲間の命と健康を守ることです。「面倒くさい」「お金がかかる」と思うかもしれませんが、人の命には代えられませんよね。
分からないことがあったら、労働基準監督署に相談してみてください。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。
みんなで安全な職場を作っていきましょう!
そこで我が「帯広野崎重機トレーニングセンター」では、安全衛生教育の一つとして
【熱中症予防労働衛生教育(管理者用)】
の講習を行っております。
本格的な夏を迎える前に是非この講座を受講されてみてはいかがでしょうか。
お問合せは
TEL 0155-33-7510
有限会社 野崎重機建設興業までお問合せください。
職場の安全衛生環境を保つために、是非この講座を受講してみてはいかがでしょうか。
それでは次回ブログで
したっけねー