世の中はゴールデンウィーク後半ですね。
皆様こんにちわ。

今日は前回マイクロメートルのお話をしましたが
今回は更にその先の「ナノメートル」の世界を紹介します。

最近よく「ナノメートル」って聞くことも増えました。
実際のサイズ感で言えば、目に見えない単位です。

１ｍｍの1/1000が１μｍ（タンパク質や細胞の大きさがこの領域）
１μｍの1/1000が１nm（電子顕微鏡で数十万倍～百万倍の倍率で確認できるサイズ）
なのです！

ま～あんまり難しいことは抜きにして
そんなナノレベルの世界を今回は見ていきたいと思います。
アスベスト（クリソタイル）のナノレベルでの画像です。

写真①　アスベスト（クリソタイル）電子顕微鏡4,000倍での撮影
写真②　アスベスト（クリソタイル）電子顕微鏡100,000倍での撮影
写真③　クリソタイル　単繊維断面　TEMでの撮影

あまりにもマニアックな画像なので伝わらないかもしれませんが
写真②はクリソタイル中心が中空状態になっているのが確認できるの画像です。
ナノレベルまで拡大することによってこのような画像を撮影できるんですね！

写真③は元素配列が分かる画像です。
もう一般的な電子顕微鏡では撮影できないサイズです、
このサイズの画像を撮影するのに、百万円以上もするので貴重な画像です。

なかなかインターネット上では見つからない画像なので、今回特別に
専門機関の方から提供いただきました。
ありがとうございます。

私たちはアスベストに関わる事であれば、どんな情報や資料でも集めていますので
アスベストに関する資料提供もお待ちしております。

それでは次回のブログにてまたお会いしましょう。