有限会社 野崎重機建設興業

令和6年4月18日 車両系建設機械(解体用)運転技能講習 開催レポート

皆さんこんにちは。
このブログ書いてる時間はこんばんは!
4月も半ばを過ぎ、十勝・帯広もようやく桜の開花が近づいてきましたね。
現場作業もいよいよ春本番の季節になってまいりました!

令和8年4月18日(土)、帯広野崎重機トレーニングセンターにて「車両系建設機械(解体用)技能講習」を開催しました。
本日は10名の受講者の皆さまに参加いただき、学科・実技ともに充実した講習となりました。
ちなみにこのブログ書いてる私も講習受けましたよ!!



車両系建設機械(解体用)技能講習とは?資格が必要な理由

「解体現場で動いている重機、免許なしでも動かせるんじゃないの?」と思っている方はいませんか?

実はそうじゃないんです!

労働安全衛生法施行令 別表第7では、車両系建設機械(解体用機械)の運転は「就業制限業務」として定められており、
法令で定められた資格のない方が運転することは禁止されています。

資格なしで運転した場合、事業者には6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科される可能性があります(労働安全衛生法第119条)。

解体工事現場でブレーカ・圧砕機・グラップルを使用するすべての方に、この技能講習の修了が必要です。


車両系建設機械(解体用)の種類と現場での使い方

車両系建設機械(解体用機械)は、大きく4種類のアタッチメントに分類されます。

①:ブレーカ 

油圧または空気圧で駆動する「打撃式破砕具(ブレーカユニット)」をアタッチメントとして装着した機械です。
コンクリートや岩石の破砕に使用し、現場では道路舗装の撤去や基礎コンクリートの解体に大活躍します。
同一箇所への長時間連続打撃や、斜め方向への打撃は機械破損の原因となるため、操作方法の習得が重要です。

②:コンクリート圧砕機(圧砕機)

油圧で動く「はさみ状」のアタッチメントでRC造・SRC造のコンクリート構造物を押し砕く機械です。
大割用(建物の柱・梁・床など躯体の一次破砕)小割用(大割で破砕したコンクリート塊をさらに細かく砕く)の2種類があります。
鉄筋を切断する機能も備えており、鉄筋コンクリート造のビル解体に欠かせない機械です。

③:解体用つかみ機(グラップル)

油圧で動く「つかみ具」をアタッチメントとして装着した機械です。
木造家屋の解体材をつかんでトラックに積み込む作業や、産業廃棄物の分別整理にも活躍する万能機械です。
油圧で360度回転するタイプもあり、狭い現場での作業効率を大幅に高めます。

④:鉄骨切断機

油圧駆動の「はさみ状」アタッチメントで鉄骨(非鉄金属含む)を切断する機械です。
鉄骨造(S造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)のビル解体に使用します。


📸 〔写真①:学科講習の様子 テキストを手に熱心に受講する参加者の皆さん〕


本日の講習内容 安全運転と作業上の重要ポイント

【学科】解体用機械の基礎知識と構造

各アタッチメントの「作動原理」を学びます。

たとえばブレーカは、ベースマシンから送られてきた油圧でチゼル(先端の打撃棒)を高速打撃させる仕組み。
その打撃エネルギーがコンクリートや岩盤に伝わり破砕します。

コンクリート圧砕機や鉄骨切断機は、「シングルシリンダ型(フリー旋回式)」と「ツインシリンダ型(油圧旋回式)」の2種類があり、
構造の違いや現場での使い分けも学習します。

解体用つかみ機(グラップル)は、木造の解体材をつかんで積み込む作業の他、産廃の分別整理にも活躍する万能選手です!

「合図・誘導の方法」も学びます。
解体現場では機械の近くに誘導者を配置して作業することが多く、手サインや無線による正確な合図のやり取りが事故防止に欠かせません。

また、「点検・整備」では作業開始前・終了後の日常点検項目を確認します。
油圧ホースの漏れ・チゼルのピン・作動油量チェックなど、毎日の点検習慣が機械の寿命を延ばし、現場の安全を守ります。


安全運転の心得10カ条

解体現場は、作業の進捗とともに足場や周囲の状況が刻々と変化します。
「解体用機械の取扱い等」では、以下の安全運転の基本が示されています。

  1. 法令で定められた運転資格を取得していること

  2. 作業に適した服装・保護具の着用

  3. 取扱説明書を熟読し、機械の知識を習得する

  4. 作業計画・現場ルールの順守

  5. 作業開始前の日常点検の実施

  6. 周囲の安全確認(作業範囲に障害物がないか)

  7. 乗降時は必ず3点支持で手すり・ステップを使う

  8. 運転席は自分の体型に合わせて正しく調整する

  9. シートベルトを必ず着用する

  10. 運転者以外の搭乗禁止

特に解体現場で多い事故が架空電線との接触による感電です。
作業前に電線の位置・高さを確認し、安全距離を保つことが法令でも義務付けられています(労働安全衛生規則第349条)。

アタッチメントごとの取扱い注意事項

各機械には固有の使用上ルールがあります。

ブレーカは「同一箇所への連続打撃30秒以上の禁止(チゼルのもみ込み防止)」「垂直方向以外の斜め打ち禁止」など、
誤操作が機械破損・重大事故につながる作業です。

コンクリート圧砕機・鉄骨切断機は「隣接構造物がある場合の間隔確保(シングルシリンダ型の横張り出しに注意)」
「旋回時の周囲確認の徹底」が重要ポイントです。


📸 〔写真②:実技講習の様子 実際の機械を操作して感覚を習得する受講生〕 


【実技】実際に機械を動かして体で覚える!

午後は待ちに待った実技講習です。
実際に機械に乗り込み、操作方法・周囲確認の手順・アタッチメントの動かし方を体で覚えていただきます。
実技試験があるのですが、めっちゃ緊張しました。
そんな私ですが、無事に合格しましたよ!!
このブログを見ているアナタも是非「帯広野崎重機トレーニングセンター」でスキルアップしてみませんか。


帯広野崎重機トレーニングセンターの受講案内・お申し込み

帯広野崎重機トレーニングセンターは北海道労働局認定の教習機関(北労安教第498号)として、車両系建設機械(解体用)技能講習を実施しています。

受講資格: 車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習修了者 講習日数: 1日(5時間) 受講金額: 23,000円(税込)

3t未満の小型機械が対象の「小型車両系建設機械(解体用)特別教育(3t未満)」は別途2日間コース(30,000円)でも開催しております。

その他の講習科目については、帯広野崎重機トレーニングセンター 講習科目一覧をご確認ください。

お問い合わせ・お申し込み 帯広野崎重機トレーニングセンター 担当:安中 📞 TEL:0155-33-7510

また、厚生労働省の車両系建設機械(解体用)に関する法令情報もあわせてご参照ください。


それではまた次回のブログの更新までお待ちください。
十勝の春はこれから本番! 
桜の開花が待ち遠しいですね~。
今年は例年よりも開花が早いみたいです。
それじゃ北の大地から全国に向けて
したっけねーーーーーーー


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