2026/03/13
こんにちは、こんばんは、おはよう御座います
町は路面が見えるくらい雪解けが進んでますね。
本日は
「え、この建物アスベスト入ってるの!?」
知らずに解体したら大変なことになります!
あなたの建物、本当に大丈夫ですか?
「うちは古い建物じゃないから関係ない」「そんな有名な話、もう終わった話でしょ」──そう思っていたら大間違い!
実は今もアスベストは建物の中にひっそりと眠っています。そして法律は、知らなかったでは許してくれないんです!
今日は、アスベスト分析ってそもそも何なのか、なぜ必要なのか、そして私たち四318LABOがどうやって皆さんのお役に立てるのかを
、現場の目線でしっかりお伝えします!
アスベスト(石綿)って何者だ!?
アスベストとは、天然に産出される繊維状の鉱物の総称です。「石綿(いしわた・せきめん)」とも呼ばれ、耐熱性・断熱性・絶縁性に優れていたことから、
1970〜80年代を中心に建築材料として大量に使用されました。
規制対象は全部で6種類あります。
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分類 |
種類 |
特徴 |
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蛇紋石系 |
クリソタイル(白石綿) |
使用量が最も多く、建材に広く使用された |
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角閃石系 |
アモサイト(茶石綿) |
耐熱性が高く保温材に多用 |
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角閃石系 |
クロシドライト(青石綿) |
最も発がん性が強いとされる |
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角閃石系 |
アンソフィライト |
国内での使用例は少ない |
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角閃石系 |
トレモライト |
不純物として混入することがある |
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角閃石系 |
アクチノライト |
不純物として混入することがある |
問題は、これが「目に見えない」こと!
アスベスト繊維は直径0.02〜0.35マイクロメートル(μm)と極めて細く、空気中に浮遊しても見えません。
これを長期間吸い込み続けると、以下の深刻な健康被害を引き起こします。
しかも怖いのが、吸い込んでから発症まで10〜50年かかることもあること!
「昔の現場で吸ったアスベストが、今になって…」という事例は今も続いています。
まさに「静かな時限爆弾」です。(厚生労働省 石綿則に基づく事前調査のアスベスト分析マニュアル第2版より)
法律が「ちゃんと調べなさい」と言っている!
「なんとなくアスベストなさそうだからOK」──この考え方、2022年以降は通用しません!
2022年・大気汚染防止法の改正
2022年4月に施行された改正大気汚染防止法により、一定規模以上の解体・改修工事の前には「事前調査」と「行政への結果報告」が義務となりました。
さらに2023年10月からは事前調査結果の電子申請も義務化されています。
【厚生労働省 石綿障害予防規則第3条より】
事業者は、建築物等の解体又は改修の作業を行うときは、石綿等の使用の有無について分析による調査を行うことが規定されています。
なお、石綿等の使用の有無を分析により調査するとは、石綿がその重量の0.1%を超えて含有するか否かについて分析を行うものである。
建物オーナーが知っておくべきこと
調査を怠って工事を行った場合のリスクは深刻です。
「知らなかった」では済まされない時代です。解体業者の皆さんも、発注者任せにせず、しっかり事前調査の確認を!
アスベスト分析って、どうやってやるの?
アスベスト分析はJIS A1481-1及び-2(建材製品中のアスベスト含有率測定方法)という国の規格に基づいて、3段階で行われます。
STEP 1:実体顕微鏡でまず「繊維の有無」を確認
10〜40倍程度の実体顕微鏡で試料を観察し、繊維状の物質が含まれているかを判定する「初期スクリーニング」です。
厚生労働省アスベスト分析マニュアル第2版では、試料の種類や状態に応じた予備観察として、まず実体顕微鏡で繊維形態を確認することが推奨されています。
STEP 2:偏光顕微鏡(Nikon ECLIPSE LV100ND)で「種類」を同定
アスベスト繊維には種類ごとに固有の光学的特性(複屈折率・消光角・多色性)があります。偏光顕微鏡でこれらを観察することで、6種類のどれに該当するかを同定します。
【偏光顕微鏡分析で使用する主な試薬・器材】 ・アスベスト分析用標準屈折液:各アスベスト鉱物固有の屈折率に合わせた浸液。
クリソタイルには屈折率n=1.550程度、アモサイトにはn=1.670程度の屈折液を使用し、繊維と液の屈折率が一致したときに「ベッケ線」が消えることでアスベストの種類を同定します。
・コノスコープ用補助レンズ:干渉像の観察に使用。
・回転ステージ:消光角の測定に使用。 (出典:厚生労働省 石綿則に基づく事前調査のアスベスト分析マニュアル第2版 第3章)
▼ 偏光顕微鏡で実際に観察したアスベスト繊維の写真
※ 偏光顕微鏡(Nikon ECLIPSE LV100ND)で観察したアスベスト繊維。
光学的特性(複屈折率・消光角・多色性)により種類を同定します。
四318LABO撮影。
STEP 3:電子顕微鏡 日立TM4000(SEM/EDX)で「元素」を確定
走査型電子顕微鏡 日立TM4000(SEM)で1,000倍以上に拡大して繊維形状を精密観察しながら、EDX(エネルギー分散型X線分析)で元素組成を確定します。
たとえばクリソタイル(白石綿)の化学構成式はMg6Si4O10(OH)8であり、マグネシウム(Mg)とケイ素(Si)の特徴的なEDXスペクトルピークが検出されることで確定判定ができます。
【厚生労働省アスベスト分析マニュアル第7章より】SEMによる定性分析では、繊維形態観察とEDX分析を組み合わせることで、アスベスト繊維の種類を確実に同定することができる。EDX分析はアスベスト鉱物固有の元素組成を確認する上で不可欠な手法である。
▼ 電子顕微鏡(日立TM4000)で観察したアスベスト繊維の写真

※ 電子顕微鏡(日立TM4000 SEM/EDX)によるクリソタイルのスペクトル分析。Mg・Siのピークで種類を確定。四318LABO撮影。
定性分析と定量分析の違い
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種類 |
目的 |
判定内容 |
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定性分析 |
アスベストが「含まれているかどうか」を判定 |
含有・非含有の判定 |
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定量分析 |
「どれだけ含まれているか」の含有率を測定 |
含有率(%)の算出。0.1重量%超で含有建材と判定 |
なぜ四318LABOなのか、本音で話します
帯広でアスベスト分析を依頼するとき、「どこに頼めばいいか」迷いますよね。私たちが自信を持ってお伝えできる理由を、包み隠さずお伝えします!
① 調査→分析→除去工事まで「全部うちでやります」
多くの分析機関は分析しかやりません。四318LABOは現地調査から試料採取・分析(JIS A1481-1及び-2準拠)・報告書作成・石綿含有建材の除去工事まで一社完結。
情報の抜け漏れなくスムーズに対応できます。
② 自社ラボに最新機器を保有
③ LABO内は負圧管理で安全徹底
分析中のアスベスト粉じん拡散を防ぐため、LABO内は負圧管理と定期的な空気入れ替えを実施。分析者の安全と試料の汚染防止を徹底しています。
④ 最短2営業日で速報納品
工事スケジュールはタイトなことが多い!混雑状況にもよりますが、最短2営業日での速報納品に対応しています。
⑤ 依頼はシンプル・気軽に相談OK
郵送でも持ち込みでも対応。分析依頼書はHPからExcel・PDF形式で無料ダウンロードできます。石綿講習や行政申請のサポートも行っていますよ!
【お問い合わせ・分析依頼】
四318LABO(野崎重機建設興業)
📍 北海道帯広市西21条南2丁目43-18
📞 代表:0155-33-7510
まとめ:アスベスト分析は「備え」じゃなく「義務」です!
アスベストは目に見えない。でも法律は見えている。そして健康被害は、何十年も後になってから現れることがある──。
建物オーナーも、解体業者も、一般の皆さんも、「関係ない話」と思っていたら大間違いです!解体・改修の前に、まず専門家に相談することが、あなた自身と周りの人を守る第一歩です。帯広・北海道でアスベストのことで困ったら、いつでも四318LABOにご相談ください!現場目線で、正直に、丁寧に対応します!
したっけねー!
【参考資料】
・厚生労働省「石綿則に基づく事前調査のアスベスト分析マニュアル第2版」(令和4年3月)
・JIS A 1481-1及び-2 建材製品中のアスベスト含有率測定方法
・大気汚染防止法(令和4年4月改正施行)
・石綿障害予防規則(厚生労働省)


